『HELLSING』読んだ感想。吸血鬼、銃、狂気が全部かっこいい名作

『HELLSING』を全10巻まで読了しました。吸血鬼、銃、宗教組織、そしてアーカードの圧倒的な存在感。黒と赤の印象が強い絵柄に、芝居がかったセリフ回しと派手な戦闘が乗ってくる、かなり濃いダークアクション漫画です。

目次

HELLSINGってどんな漫画?

『HELLSING』は、平野耕太による吸血鬼アクション漫画です。物語の中心にあるのは、英国の吸血鬼対策機関「ヘルシング機関」。人ならざるものを、人ならざる力で狩るような、かなり物騒でかっこいい世界観が魅力です。

吸血鬼ものではあるのですが、雰囲気はゴシック一辺倒というより、銃撃戦、宗教組織、軍事的な緊張感、怪物同士のぶつかり合いが一気に押し寄せてくるタイプ。理屈でじっくり読むというより、作品全体の熱量に飲まれる漫画でした。

アーカードの圧倒的な強さが気持ちいい

この作品でまず強烈なのは、やっぱりアーカードの存在感です。強い。とにかく強い。ページに出てきた瞬間に空気が変わるタイプのキャラクターで、敵と向き合った時の余裕や不気味さがたまりません。

ただ強いだけではなく、危険さ、狂気、底の見えなさが常にあるのが良いところです。ヒーローというより、怪物を倒すためにさらに大きな怪物を解き放っているような感覚があって、そこが『HELLSING』らしい魅力になっています。

吸血鬼・銃・宗教組織の組み合わせが濃い

吸血鬼、巨大な銃、宗教組織、異形の敵。好きな人には刺さる要素がこれでもかと詰め込まれています。しかも、それぞれが薄味ではなく、全部が濃い。

戦闘シーンも派手で、銃撃戦の迫力や、怪物同士がぶつかるスケール感が印象に残ります。静かな恐怖というより、血と火薬とセリフの勢いで押し切ってくる感じ。読んでいてテンションが上がるタイプのダークファンタジーです。

セリフ回しと狂気のあるキャラがクセになる

『HELLSING』は、キャラクターのセリフ回しもかなり特徴的です。普通に会話しているだけでも熱量が高く、決めるところではしっかり決めてくる。読んでいると、漫画なのに声や演技まで頭の中で再生されるような感覚があります。

登場人物も全体的に濃く、まともな人間だけで話が進む作品ではありません。狂気のあるキャラ、信念で突き進むキャラ、常識から外れたキャラがぶつかるので、物語全体がずっと危ない温度を保っています。

黒と赤の絵柄が記憶に残る

絵柄の印象もかなり強いです。黒を基調にした画面、赤のイメージ、影の濃さ、キャラクターの表情。単行本を並べた時点で、作品の空気がもう出ています。

読後に思い返すと、細かい場面よりも先に、黒と赤、銃、コート、吸血鬼、という強いビジュアルが浮かんできます。OVAっぽい雰囲気が好きな人にもかなり相性が良い作品だと思います。

こんな人におすすめ

  • 強すぎる主人公が出てくる漫画が好き
  • 吸血鬼、銃、宗教組織の世界観に惹かれる
  • セリフ回しが濃い漫画が好き
  • 黒と赤のビジュアルが強い作品が好き
  • 派手な戦闘と狂気のあるキャラを楽しみたい

まとめ:濃いものを読みたい時に刺さる吸血鬼アクション

『HELLSING』は、きれいにまとまった優等生タイプの漫画というより、濃さと勢いと美学で殴ってくる作品でした。アーカードの圧倒的な強さ、吸血鬼と銃と宗教組織が絡む世界観、芝居がかったセリフ回し。その全部が合わさって、唯一無二の読後感があります。

ネタバレなしで言える範囲でも、とにかく「雰囲気が強い」。ダークで派手で、キャラの熱量が高い漫画を読みたい時にはかなりおすすめです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次