『DOOM: The Dark Ages』DLCクリア後の感想|盾で受け、前へ出るFPS

PS5版『DOOM: The Dark Ages』を、本編からキャンペーンDLC「Revelations」のクリアまでプレイしました。

銃を撃ちながら走り続けるだけではなく、敵の攻撃を盾で受け、パリィで押し返し、そのまま近距離へ踏み込む。これまでの速度感を残しながら、正面から殴り合う重さが加わったDOOMでした。

目次

この記事について

この記事は、PS5版の本編とDLC「Revelations」をクリアした時点でのゲームログです。物語の結末やボスの具体的な攻略には触れず、戦闘、武器、探索、難易度、DLCの印象を中心にまとめています。

作品名DOOM: The Dark Ages
プレイ環境PlayStation 5
ジャンルアクション/FPS
プレイ範囲本編クリア
DLCRevelations クリア
ネタバレ物語の核心には触れません

シールドソーが変えた、正面からの戦い

本作の戦闘で中心になるのが、盾と回転刃を組み合わせたシールドソーです。敵の攻撃を防ぐだけでなく、投げて装甲を崩したり、動きを止めたり、離れた仕掛けを作動させたりできます。

特定の攻撃はタイミングよく受けることでパリィでき、そのまま反撃へつなげられます。飛んでくる攻撃を避け続けるのではなく、真正面から受け止めて返す。主観視点の近さと金属がぶつかる反応がよく合い、成功した瞬間が分かりやすいです。

守りが入っても戦闘の速度が落ちた感じはありませんでした。盾で距離を詰め、銃と近接攻撃を切り替え、次の敵へ移る。走り回るだけではない攻防が加わったことで、地面に足をつけたまま押し進む力強さがあります。

武器を替えながら、悪魔の群れを崩す

ショットガンや連射武器、重い一撃を放つ武器など、複数の銃をすぐに切り替えられます。そこへシールドソーと近接武器が加わり、画面を埋める敵の中で手段を回していく戦闘になります。

銃撃、盾の投擲、パリィ、近接攻撃がひと続きになると、DOOMらしい荒々しさが強く出ます。音とエフェクトも重く、敵を押し返しながら前へ進む感覚が気持ちよく作られていました。

一方で、似た役割に感じる武器もあり、すべてを均等に使うことはありませんでした。選択肢の多さはありますが、性能差より手になじんだ数本へ寄りやすいところは少し気になります。

広い戦場を歩き、仕掛けをほどく

ステージは一本道だけではなく、複数の目標を好きな順番で進められる広い区画もあります。城塞や荒野を移動しながら、隠し通路や仕掛けを見つけ、強化に使う資源や収集物を探します。

マップには収集状況が分かりやすく表示され、取りこぼしを確認しやすい作りです。戦闘の合間に周囲を見て、シールドソーを使って道を開く時間が入り、撃ち続けるだけではないリズムがありました。

ただし、収集物の中には強化へ関わるものもあります。見逃したくない気持ちが強くなると、マップを頻繁に開き、戦場の空気よりアイコンを追う時間が増えます。チャプターを再度遊ぶ際の手間も含め、回収周りはもう少し軽くてもよかったと感じました。

難しさを細かく調整できる

難易度は大まかなプリセットだけでなく、敵と自分の攻撃力、敵の攻撃頻度、パリィの受付などを細かく調整できます。戦闘の速度感は残したまま、自分が負担に感じる部分だけを変えられる仕組みです。

前作『DOOM Eternal』と比べると、盾やパリィ、復帰手段が加わり、戦闘は取り組みやすくなっています。そのぶん極端な緊張感は薄くなりましたが、複数の操作を絶えず回し続ける圧力が減り、シールドソーを軸にした新しい戦いへ集中できました。

巨大兵器とドラゴンは、戦場を切り替える演出

通常のFPS戦闘に加えて、巨大なメカやドラゴンを操作する場面もあります。人の大きさを越えた戦争を見せるための仕掛けとして、場面のスケールが大きく変わりました。

操作自体は本編の銃撃戦ほど複雑ではなく、長く遊ぶと単調さもあります。それでも、重い近接戦闘が続く中で視点と規模を切り替える役割があり、一本のキャンペーンに変化をつけていました。

物語は壮大だが、理解には前提がいる

中世風の城塞とSF兵器、悪魔の軍勢が同じ画面に並ぶ世界は強烈です。DOOMスレイヤーが超越的な存在や王の兵器として戦う構図も、寡黙な主人公の圧力によく合っています。

一方で、登場する勢力や人物の関係は説明が少なく、シリーズの前提を知らないと流れをつかみにくい部分があります。映像の勢いで進められますが、物語を細かく理解しながら遊びたい場合には距離を感じそうです。

DLC「Revelations」で加わるチェーンスピア

キャンペーンDLC「Revelations」は、本編後の新しい戦いを描く全6ステージの拡張です。凍りついた地獄を舞台に、新しい悪魔や仕掛け、チェーンスピアを使う戦闘が加わります。

チェーンスピアは敵への攻撃だけでなく、移動にも関わる道具です。シールドソーで受けて押し返す本編の重さに、敵へ一気に近づく動きが加わり、戦闘の距離感が変わりました。

仕掛けも本編より一段深くなり、戦闘の合間に周囲を読む時間があります。単に敵と武器を足しただけではなく、本編で形になった攻防へ新しい動きを差し込むDLCとして、最後まで遊べました。

振り返り

『DOOM: The Dark Ages』で最も印象に残ったのは、盾を持ったことで前へ出る理由がさらに強くなったことです。攻撃を避けて機会を待つのではなく、受け止めて返し、そのまま悪魔の群れへ踏み込んでいきます。

武器の重なり、収集の手間、物語の分かりにくさは気になりました。それでも、本編からDLCまで続く戦闘の音と重さには、この作品ならではの手触りがあります。シールドソーとチェーンスピアを持ち替えながら、最後まで前へ進み続けるゲームでした。

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