『ボーダーランズ4』本編レビュー|広い世界で撃ち、拾い、ビルドを組む

PS5版『ボーダーランズ4』を、本編クリアまでプレイしました。DLCはまだ遊んでいません。

撃って、拾って、数字を比べ、次の敵へ向かう。シリーズの中心にあるルートシューターの流れはそのままに、移動と探索が軽くなり、惑星カイロスをひと続きの場所として走り回れるようになった一作でした。

目次

この記事について

この記事は、PS5版の本編をクリアした時点でのゲームログです。物語の結末やボスの具体的な攻略には触れず、銃撃、移動、探索、ビルド、装備収集、クリア後の印象を中心にまとめています。配信済み・配信予定を含むDLCは評価の対象にしていません。

作品名ボーダーランズ4
プレイ環境PlayStation 5
ジャンルルートシューター/アクションRPG
プレイ範囲本編クリア
DLC未プレイ
ネタバレ物語の核心には触れません

撃つ感触と、途切れにくい移動

戦闘では、性格の違う銃を次々に持ち替えながら、ヴォルト・ハンター固有のアクション・スキルを組み合わせます。連射、爆発、属性、変則的なリロードなど、拾った武器を一度撃ってみたくなる派手さは今回も健在でした。

そこへ滑空、回避、グラップリングといった移動が加わり、高低差のある場所でも立ち止まりにくくなっています。遮蔽物の間を移り、上から敵へ入り、危なくなれば距離を取る。銃撃と移動がつながり、戦場を広く使えるようになりました。

操作が増えても、FPSとしての撃ちやすさは大きく崩れていません。武器の数字だけでなく、発射音や反動、弾の飛び方で使い分けたくなる。銃を拾うことが、そのまま次の戦闘への興味につながっています。

惑星カイロスを、ひと続きに走る

舞台となるカイロスは複数の地域がつながった広い世界で、メインミッションの途中でも別の方向へ走り出せます。移動用のビークルを呼び出し、気になった場所で降り、戦闘や依頼を片づけてまた走る。ロードを挟む感覚が薄く、寄り道へ入りやすい作りです。

各地にはサイドミッション、拠点、ボス、収集物が置かれています。メインだけを急ぐより、周辺を回りながらレベルと装備を整える流れが自然でした。広い世界は観光のためだけではなく、成長と武器収集の場所として機能しています。

一方で、進行状況によって敵とのレベル差が開く場面があります。メインを優先して進めたいときでも、サイドミッションや別の活動で準備する必要が出ることがあり、自由に見える構造の中に一定の進め方を求められる感覚もありました。

四人のヴォルト・ハンターとビルドの幅

本編で選べるヴォルト・ハンターは四人。それぞれに異なるアクション・スキルと分岐するスキルツリーがあり、同じ武器を持っても戦い方が変わります。

スキルの効果と装備の特性が噛み合うと、敵を倒す流れが一気に軽くなります。新しい武器を拾うたびに、今の構成へ合うか、別の方向へ伸ばせるかを考える。この組み合わせを試す時間が、レベルを上げる理由になりました。

一人を育てるだけでも選択肢は多くあります。ただ、別キャラクターで最初から遊ぶ場合は、レベルだけでなくマップや強化要素を再び進める手間もあります。複数のクラスを気軽に試すには、引き継ぎ周りがもう少し軽いと助かるところです。

武器メーカーが混ざる、認可パーツ

今回の武器では、ひとつのメーカーを基本にしながら、別メーカーの特徴を持つ認可パーツが組み合わさることがあります。同じ名前の武器でも、付いている部品によって扱い方や印象が変わります。

思いがけない組み合わせが出たときは、拾った武器を確認する時間が面白くなります。狙っていた性能とは違っても、実際に撃つと使い道が見えることがあり、ランダム生成の良さが出ていました。

その反面、理想の組み合わせを狙い始めると、候補が多いぶん厳選は重くなります。欲しい装備が落ちても、必要なパーツが付いているとは限りません。完成形へ少しずつ近づける加工手段が少なく、最後は一回のドロップに頼る場面が多くなりました。

本編は進みやすいが、クリア後は管理が重い

本編を進めている間は、レベルが上がるたびに装備が入れ替わり、次々に違う武器を試せます。ドロップ品の更新が早く、物語と戦闘のテンポも保たれていました。

クリア後に特定の装備を狙い始めると、遊びの性格が変わります。ボスを再戦させる仕組みは使いやすくなりましたが、大量に落ちる装備から必要なものを探す作業は残ります。細かな条件で不要品を隠せるフィルターがあれば、戦闘へ戻るまでの時間を短くできそうです。

本編クリアを目的に遊ぶ範囲では、武器が頻繁に入れ替わる楽しさが前に出ます。厳選をどこまで続けるかによって、クリア後の印象はかなり変わると感じました。

笑いを残しつつ、物語は追いやすくなった

惑星カイロスでは、独裁者タイムキーパーの支配に対して、複数の勢力と協力しながら進みます。シリーズらしい軽口や荒っぽい冗談は残っていますが、物語の中心は前作より追いやすく感じました。

登場人物の会話が長く続く場面はあるものの、移動しながら聞けるため、以前ほど足止めされる感覚はありません。世界を走り、敵を倒しながら話が進む構成が、広いフィールドと合っています。

DLCは未プレイ

本記事の時点では、追加ミッションや新しいヴォルト・ハンターを含むDLCはまだ遊んでいません。内容や装備、クリア後の変化については、実際にプレイしてから別途追記する予定です。

振り返り

『ボーダーランズ4』は、シリーズの銃と装備収集を、より動きやすい広い世界へ移した作品でした。武器を拾って性能を確かめ、スキルと組み合わせ、次の戦場で試す。この流れは本編クリアまで気持ちよく続きます。

レベル差による寄り道の必要性や、クリア後の厳選と装備管理には重さもあります。それでも、移動と銃撃が滑らかにつながり、知らない武器を拾うたびに試したくなる手触りは強く残りました。DLCへ進む前の段階でも、カイロスをひと通り走り切った満足感があります。

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