『仁王3』本編クリア後レビュー|DLC「慶安地獄変」を始めるまで

PS5版『仁王3』を、本編の最高難易度クリアまでプレイしました。現在はDLC第一弾「慶安地獄変」を始めたところです。

サムライとニンジャを切り替える戦闘、歩くほど強化につながるオープンフィールド、装備を拾って組み直すトレハン。シリーズの手触りを残しながら、遊び方の幅がかなり広がった一作でした。

目次

この記事について

この記事は、本編を最高難易度までクリアし、DLC第一弾を開始した時点でのゲームログです。本編の物語やボス、DLCの具体的な展開には触れず、探索、戦闘、装備、ストーリーの印象を中心にまとめています。

作品名仁王3
プレイ環境PlayStation 5
ジャンルダーク戦国アクションRPG
プレイ範囲本編最高難易度クリア
DLC第一弾「慶安地獄変」を開始
ネタバレ物語の核心には触れません

歩いた分だけ、次の戦いが変わるフィールド

『仁王3』では、従来のミッションを進める感覚に加えて、広いフィールドを自分で歩く時間が増えました。遠くに見える建物や地形を目印に進み、道を外れた先で装備や強化要素を見つけていきます。

探索は収集だけで終わらず、キャラクターの強化へつながっています。強敵に止められたとき、周辺を回って準備を整えてから戻る。歩くことと戦うことが同じ流れに入っているため、寄り道にも目的がありました。

一方で、どこへでも自由に行けるわけではありません。進行に応じた能力が必要な場所や、見た目では通れそうでも越えられない場所があります。高密度で遊びやすいフィールドですが、移動の自由さを期待しすぎると少し引っかかる部分です。

サムライとニンジャを、その場で切り替える

戦闘の中心にあるのは、性格の違うサムライとニンジャ、二つのスタイルです。サムライは構えや武技を使って正面から崩し、ニンジャは素早い動きと忍術を使って距離を変える。片方を選び続けるのではなく、戦闘中に切り替えられます。

同じ敵でも、どちらのスタイルで向き合うかによってテンポが変わりました。重い一撃を受け止めながら攻めるか、位置をずらして隙を作るか。武器だけでなく、自分の立ち回りそのものを切り替えられるところが面白いです。

覚える要素は多いものの、すべてを最初から使いこなす必要はありません。慣れた動きを軸にしながら、詰まった場面で別のスタイルや技を試す。その積み重ねで、使える選択肢が少しずつ増えていきました。

捌きと見切りが作る、攻防の手触り

サムライの捌きと、ニンジャの見切りも印象に残った新しい動きです。攻撃をただ避け続けるのではなく、相手の動きに合わせて受け流すことで、守りから次の攻撃へつなげられます。

タイミングが合ったときの音と反応が分かりやすく、連続攻撃を処理できたときには強い手応えがあります。ただし、すべての攻撃に同じ対応が通じるわけではありません。敵の予備動作を見て、捌くのか、見切るのか、距離を取るのかを判断する必要があります。

最高難易度まで進めると、火力だけで押し切るよりも、こうした防御と切り返しの理解が重要になりました。操作は忙しいですが、仕組みが噛み合ったときの気持ちよさがあります。

拾い、比べ、組み直すトレハン

敵を倒すたびに装備が落ち、性能や付与効果を見ながら更新していく流れは、今回も大きな遊びの軸です。武器種や防具だけでなく、スキルや恩恵まで含めて組み合わせを考えます。

装備が増えるほど管理は複雑になりますが、条件を絞って整理しやすく、残したい装備を誤って処分しにくい作りになっています。大量の装備を扱うゲームとして、メニュー周りはかなり使いやすく感じました。

振り直しの自由度が高く、拾った武器や新しい技を試しやすいのも良いところです。最高難易度では数値を伸ばすだけでなく、自分の戦い方に合う効果を選び、構成を整える時間そのものが攻略になりました。

歴史と妖怪の組み合わせは面白いが、物語は薄め

複数の時代を渡り歩き、歴史上の人物と妖怪を結びつけて見せる世界観は、『仁王』らしい部分です。人物の意匠や守護霊にも歴史とのつながりがあり、知っている名前が独自の解釈で現れる面白さがあります。

その一方で、戦闘や探索の密度に比べると、人物同士の会話や物語の掘り下げは控えめでした。展開を追うことはできますが、それぞれの時代でもう少し人物と関わる場面が欲しかったところです。

アクションと装備構築を中心に見ると満足度は高いものの、歴史を使った濃いドラマを期待する場合には、少し物足りなく感じるかもしれません。

DLC「慶安地獄変」を始めたところ

2026年8月19日に配信されたDLC第一弾「慶安地獄変」も始めました。新しい時代を舞台に、武器、武技、忍術、守護霊などが追加される内容です。

まだ開始直後のため、難易度やボリューム、物語についての評価はここでは決めません。本編を最高難易度まで進めて組み上げた装備と立ち回りが、新しい環境でどう変わるのかを確かめている段階です。

振り返り

『仁王3』は、シリーズの細かな戦闘とトレハンを残しながら、探索と二つのスタイルを大きく広げた作品でした。フィールドを歩いて強化し、拾った装備を整え、戦い方を切り替えて強敵へ戻る。この循環がよくできています。

フィールドの制限や物語の薄さは気になりましたが、最高難易度まで続けられた理由は、戦闘と装備構築にまだ試せる余地が残り続けたからです。現在はDLCへ進み、その先で構成をどう組み直すことになるのかを楽しみにしています。

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